prairiestreetの日記

人間到る処青山あり

うつヌケ

Amazonほしい物リストって、みんなどれくらいあるんだろう。

俺は常に100個前後ある。

そのほとんどが、本。

 

Kindleなら◯◯円安くなった、とかはあるけど、書籍は基本的に値段は変わらない。

そうなんだけど、昔に遡ってリストを見ていても、購入するのはやっぱり本が多い。

(ちなみに一番古いものは松任谷由実キリンジ畠山美由紀(ハナレグミ)の「真冬物語」のCD。定価で販売されずいつも中古で数千円してるシングル)

 

 

今日はそんな中買った本。

Kindleだと406円だった。これが今日だけなのか期間的なものなのか知らない。

ただ、リストに入れてた本がたまたま安くなっていて、たまたま読んでみたいと思ったから購入した。(普段は安くなってもそれが理由で購入はしない)

 

 

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

 

うつ病を患った作者がどうやってうつのトンネルを抜け出したか。

また、同じ境遇の人に取材をしてどうやって抜け出したのか。

表紙のとおり、やさしいタッチでのマンガ本。 しかもオールカラー。

 

発売当初から存在は知っていたけど、なんとなく買わずにいた本。

うつと判断された自分を振り返りたくなかった気持ちもある。

 

だけど、(実は今日も)たまに来る「うつリターン」。

うつは心の病。それは何度も聞いて、何度聞いてもしっくりこなかった。

うつは心のガン。風邪みたいに無理してなんとかなるものじゃなく、絶対療養。

 

なぜうつになるのか。

→自分を嫌いになるから。

例:「私さえこの場から消えればいいんだ」を、他人に対して「あなたさえこの場から消えればいいんだ」と言った瞬間に人間関係が破綻する。他人を傷つけるのはダメで自分はOK、なんてありえない。

 

こんな感じで、いくつかの取材が最後にまとめられる形で本は終わる。

読みやすい。人によってさまざま、という先入観を持ってしまうテーマだけに大きくでもまとめられるのはありがたい。

 

 

 

本当は家でやらなきゃいけない仕事あったけど嫌だから無双やろう、と思っていたのに無双すらやらずにとりあえず軽く昼寝してAmazonを見ていたら…

即購入、即読了、そして即ブログ書く、そんな流れ。

夜勤明けで、帰ってきてからもまさか今日このマンガを読んでいるとは思いもしなかった。

 

少し、気が楽になった。

そして、未来の「うつリターン」の対策を考えるという意味で未来が少し明るくなった。

そんな読後感。読んでよかった。