サッカー日本代表戦。
雨の中、ガーナとキリンチャレンジカップ。
結果は0-2で敗戦。
だけど、個人的な感想は「思ってたよりずっと良かった」だ。
長谷部ありきの3バックと思いきや、最後井手口を入れるとき、長谷部を下げて4バック、ってのはよかった。
もう少し具体的に言うと、大島を90分使ったのが良かった。それだけでもワールドカップ以後のことを考えると評価できる。
何より、大島と山口の組み合わせはあまり噛み合っていなくて距離感も悪く、そこでボールが収まらないから攻撃も守備もストップがかかっていたように見えた。組み合わせとしての大島は柴崎や井手口のほうがよかった。
それと、武藤はいいね。今日一番得点の匂いがした。決めてほしいとこもあったけど、外しても悔しがるだけで苦笑いとかも一切ないのが好感持てる。
香川は、唸らされた。後半開始直後攻めていられたのは明らかに香川がいたからだ。しかし、4バックにして左サイドに行ってからは、相変わらず中に入りたがる癖が直らなくて守備時にはスペース空くし、攻撃ではサイドにいても怖くなくて存在感もなくなった。
さて。明日発表の本大会に行く23人。予想をしようと思う。
発表された27人から青山が離脱して26人で選ぶ、と。
GK 川島、東口、中村
DF 吉田、槙野、長友、宏樹、高徳、植田、昌子、遠藤
ここまでは変わらず。GK控え二人もたぶん大丈夫でしょ。
MF 長谷部、山口、柴崎、大島、本田、乾、香川、原口、宇佐美
三竿と井手口が外れる。
三竿は今日出番がないということは仕方ない。
井手口は、安易なミスパスから大島がイエロー食らった挙げ句足を痛めたプレーにつながった場面、あれ一つで試合勘というものの存在を思い知らされたのではないか。
それにしても長谷部なしの場合いきなりボランチの部分が安定しなくなるなんて、この問題は数年持ち越すとダメージは大きくなる予感がする。今日いない中でも磐田の田口や横浜の喜田、ガンバの市丸、柏の小泉や中山あたりの強度のある守備のボランチの成長を願う。
FW 大迫、武藤、久保
岡崎と浅野が外れ、久保が入る。
浅野は三竿と同じ理由。青山が抜けたのも痛かった。
岡崎はツートップでは生きないのがわかった。セカンドトップなら香川がいる。コンディションも良くないのではないか。
みんな大好き中島翔哉のジョーカー役は乾か香川で行ける、と思った。途中から出てくる選手に、強力な強みや名前があれば、怪我明けだろうが短い時間なら流れを変えるのに十分ではないか。
さて。明日はワールドカップに行く23人の発表。
今日の試合を見て、逆に楽しみになってきたぞ、西野ジャパンも。
2006年ジーコジャパンの時これが日本代表ソングの一つだったことが忘れられてるのが少し歯がゆい。
野球が「サムライジャパン」って言われたのって、確か2009年WBCからだった気がする。
2010年にサッカーが「サムライブルー」ってなった時、楢崎が「どこかで聞いたことあるような」的なこと言ってたけど、サッカーのほうが早かったはず。