prairiestreetの日記

人間到る処青山あり

♪アルコールは偉大なる 文学者の言葉よりスバラシイ

先日会社の人と二人で、相手の言葉を使えば「接待」飲みをしてきた。 

関係を言い表すには難しいものなんだけど、今の会社では役職付いてるからそう捉えられるのも無理はない。カジュアルな料亭からバーへ。2軒目は女の子のいるお店を提案されたけど、この二人なら静かな方がいいかなと思った。

 

正直、料亭の方では当たり障りのない会話も多く、たぶん向こうも退屈していたところはあると思う。俺は少し退屈だった。

 

でもバーの中で仕事の割当をめぐって話し始めると一気に会話がヒートアップ。

バーが禁煙だったから外の喫煙所へ。

 

議論の焦点はよくある話。日替わり業務のリーダーに関して

(相手)「できないからやらせない」 (俺)「まずはやらせて経験を積ませる」

相手は、この立場に当たれば楽しく立派にやってくれるからこそ軽んじてほしくないのであろう気持ちはわかる。

しかし、長い目で見た場合できる人間を育てるのはマネジメントとしては当然。ましてやこんな時代、コロナ陽性でいきなり出勤停止を命じられかねない状況なのだから、やる気はともかく多少能力が不足していようがまずは一度やらないことには話にならない。

 

ここで、相手がキレちゃった。

「んじゃお前がいるときにやれや。それか俺とか、○さんとかに聞けや。知らんやろ現場を。俺は絶対反対。変更しろ。」

正直、がっかりした。確かに正論ではある。相手もキレるためにキレたのではないことくらいわかった。ここは言わせておく。

またこの話、実は別の中堅からの提案である。「そろそろいいのではないかと思う、僕の日に入れてください」という旨の報告を受けてのもの。

 

後日、職場で会ったとき、明らかに気まずそうにしているのがわかったから、こっちから話しかけることに。相手の意向をくんだ上で事前準備をさせ、予定通り新人にもやらせることにした。

白黒つけたいのではない。妥協したのでもない。より良くしたい。そのためにはこういうことも必要。ましてやこっちは相手に開示できない情報も抱えている。あの場で「いや、あの人が言っていたから大丈夫」などとは絶対に言えない。聞くしかない。

 

少し前までは逆の立場にいた。いや、今でもたまに上に物申すときもある。

だけど、言われる側は少なくともそれ以上の事か、先のことを考えている。もう少し広い視野で。

 

もう少し、この仕事をここで続けていこうと思うには十分な夜だった。

 

Brand New Love

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  • provided courtesy of iTunes

 

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 初期サウンドを思い出すようで、ZARDがカバーした中で一番好きかも。