6月の終わりに北海道旅行をした日記です。
結論:次の転勤先を選べるなら札幌にする。
この日記
後ろ髪を引かれる思いで北見を出て、網走、斜里を抜けて羅臼岳が見えてきた。
羅臼岳が見えるスポットにある知床峠。なんかフォントがかわいい。
羅臼峠から羅臼岳を見ると、斜里町の看板。
この看板は裏表になっていて、国後島の先をバックにして羅臼町の看板になる。
なお、この日も霧がかかっていて北方領土は見えず雲海状態。
こんな場所が。車で行ける最北東端には漁港が。
なぜ行くか? 先端に行くってロマン感じない?ただの往復、とんぼ返りだとしても。
大陸の最北東端というわけでなく、いわゆる知床半島はずっと伸びていく感じ。
すぐ近くでも霧のかかり方こんな感じ。そりゃ北方領土は見えないか。
親におみやげ。道の駅 知床らうすで。
根室に向かう途中、少し寄り道して野付埼(のつけさき)灯台へ向かう。
そーっと歩いてはいたけど、この後通り過ぎるくらいのところで野生の鹿が逃げていった。手前にいるカメラ構えているおじさんに睨まれながら「はあぁ」と全力でため息をつかれて気分最悪。
ちなみにこのあたり、鹿はそこらじゅうにいます。
人生で初めて灯台カードなるものを入手。全国で160種類…さすがにまだコンプリートを目指そうとはなってない。
根室市に掛かる橋が見えてきた。
走っていたら鹿の群れ発見!車の中にいたら何もないんだけど、降りて写真撮ろうとすると少し距離を取られた後全員でこっちを見てきた(苦笑)。
これ、数十メートル左にも鹿の群れがいて一斉に襲いかかってきたらと思うとちょっと怖い雰囲気があった。
日本の最東端、納沙布(のさっぷ)岬へ到着。
上の鹿の群れから15分も走っていないのに、きれいな夕日や日の入りどころか岬が近づくにつれ霧が激しくなり、またしても歯舞諸島が全く見えず。一番近い島はオドケ島?が3.5kmで普通に見えるというから今回本当に運が悪かった。
そうなんだよね、野付埼灯台への道にもあったけど、北方領土返還の看板が多い。戦争に負けたドサクサに紛れて実効支配されている場所が日本にはいくつかあるけど、ここは特に先人たちの思いの強さを感じた。
上には便宜上書いたけど、納沙布岬は日本の最東端ではないんだよね。
これも本当は北方領土をバックにできるはずが…
根室発祥のB級グルメ、エスカロップ。
タケノコ入りバターライスにとんかつを乗せデミグラスソースをかけワンプレートで、がエスカロップを名乗る上での定義らしい。
ゲストハウスのオーナーさんに聞いた、オススメのお店でいただく。
店員さんの感じがとても良く、エスカロップもめっちゃくちゃ美味しかった。B級と呼ぶにはもったいないくらいの味。何気にタケノコの食感が癖になる。
ただ正直、どちらかと言うと洋食屋と言うよりはダイニングというか、少なくとも夜遅い時間の来店で上等な椅子でカウンターに一人で座ってこれだけで済ますのは少し申し訳ない気持ちになった。
繰り返すけど、店員さんの接客はとても良かった。こちらが勝手に申し訳なく思ってるだけ。
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次の日
もう一つ楽しみにしていたのがこちらのやきとり弁当。根室のタイエーというコンビニに売ってるんだけど、わかる人は一発でわかる…
そう、函館名物ハセガワストアのやきとり弁当じゃん!
ハセガワストアの暖簾分けの形で根室にもやきとり弁当を展開していると。3日前の札幌マルイの北海道フェアで売り切れていたやきとり弁当が、まさかの根室でいただける!これもゲストハウスのオーナーに教えていただいたおかげで出会えた。
厳密には焼くときの函館ワイン→十勝ワインらしいけど、とにかく嬉しくて購入。普段は朝ご飯を食べない私も根室と函館でしか手に入らないのであればそんな小さなポリシーとか関係ない。
風連湖のほとりでやきとり弁当を食べようかと思ったら…
まさかの一週間前に近隣でヒグマ出没!
おとなしく車内で食べました。
車を走らせ、釧路湿原に到着。
釧路市湿原展望台から歩いて向かうサテライト展望台。
はっきり言って今回の旅で一番印象に残った景色。
写真だと伝わらないと思うけど、一面に広がる湿原は立体感があって壮観。
ボーッと眺めているだけでも楽しめる、これぞ北海道というスケールを感じられる。
この日はスケジュールが立て込んでいたからゆっくりできなかったけど、多分降りていった湿原に近いところも歩けるはず。次に来たときは行き帰りの道(けっこうしんどい)含めてのんびりとした時間をここで過ごしたいなと思った。
次は大樹町宇宙交流センターSORAへ。
40年前から宇宙産業に力を入れ、雨が少なく万が一のことがあっっても打ち上げたものは東の海に落ちるなど地理的に恵まれた環境でロケットの打ち上げの実験をしている場所。
当然発射台とかには近づけないんだけど、一般の人向けに見学施設がある。
実際に打ち上げたロケットが展示してある。
国だけでなく、大学や民間企業の実験にも開放しているらしい。
なお宇宙服を試着できるとのことなのでためらいなく試着。
最寄り(15kmほど)の道の駅 コスモール大樹では実際に打ち上げに成功したロケットが展示されている。
大樹町に行ったのはホリエモンの影響を多分に受けているので、近くにあった小麦の奴隷でパンを購入。カレーパンができたてでめっちゃくちゃ美味しかった。
大樹町から帯広経由で層雲峡を通って旭川へ向かい、途中の滝を撮影。流星の滝と銀河の滝。ネーミングいい感じ。
次回来る時は時間作って来る途中に通過してしまった三国峠で停まってみよう。
旭川で、この旅初めて夕日を見た。眩しすぎるくらい綺麗。
会社で旭川出身の人に聞いたら「塩ホルモン」を絶対食べにいけとのことだったので一番入りやすそうなお店へ。
塩ホルモンミックス(右)と、牛ホルモンミックス(左)と焼き野菜。
めっちゃくちゃ美味しかった! 牛ホルモンミックスはもう一つ追加注文したくらい。
旭川の駅から近いし、値段も観光客狙いのボッタクリでもない。さらに店員さんの接客がいいときて…めちゃ幸せ。お腹も心も満たされるってこういうことかとわかった。
ゲストハウスから見た次の日の朝。
空気が美味しい。ようやく天気が良くなった。
つづく