prairiestreetの日記

人間到る処青山あり

東京五輪世代について

昨年コパ・アメリカを見るためにDAZN加入後、すっかりマリノス漬けになっている。

毎週マリノスの試合が見られるというのがこんなにも楽しみになるとは思わなかった。

 

そんな、コパ・アメリカ含めて毎回楽しみにしているアンダー世代のサッカーを最近見てるけど。

結論から言うとひどいね。

 

森保一…優勝したときに本を購入したくらい、すごい監督だと今でも思っている。

でも、代表監督としては話にならない。

 

日本生まれ日本育ちでは規律、サッカーで言うと監督の指示を忠実に体現する部分においてはおそらく日本は世界でもトップクラスだと思う。しかし、規律が行き詰まったときに自分たちで考え最適解を生み出す力…これが育まれないままとなる。

 

日本人はある程度決め事があって、その上でプランA、Bなどとする方向で良いのではないか。少なくとも現役時代を海外で過ごしたことがない世代が監督をやる間は。それには外国人監督を招聘し続けるほうが良かったと思う。西野はあくまで例外で。

中田英寿本田圭佑のようなタイプが国内組からもゴロゴロ出てくるようになれば日本人監督でもいいと思うんだけど、残念ながら全くイメージわかない。

 

仮に森保がU-23のみの監督だったら「まだ本番まで半年あるし」で終わらせられる話だ。なぜならアテネのときに山本昌邦監督は、予選キャプテンの鈴木啓太を五輪メンバーから外した上に、高松、平山と大久保、田中達也でツートップを争う構図を本番では高松のワントップに大久保と田中をシャドー気味に並べる3トップに変えるなど、日本人監督でも直前で変化はできている。2010岡田の俊輔外し、2018西野の本田外しも同様。

 

しかし、A代表と兼任している以上はそうはいかない。U-23は基本3バックであるのにA代表は4バックとシステムが違い、一貫性、継続性がないということになる。ましてや東京五輪では金メダルという目標があるのであればアジア予選で開幕2連敗では話にならない。東京五輪でなければメダルどころか出場できないという状態だ。

 

堂安、久保、冨安に大迫と柴崎?各ポジションに本番で使うであろう選手が控えているのは理解できる。しかし、違うフォーメーションというのは本当にひっかかる。

今すぐに森保から「五輪のオーバーエイジは大迫、中島、南野です」と言われればかまわない。「吉田、長友、酒井です」でも同様で、A代表と同じサッカーをする、五輪の先も見据えていることも伝わる。ところが日本人監督が一人でまるで違う戦い方をするチームを2つ持つとどうなるか、昨年のE-1といい結果を見ると明らかではないか。

 

海外組の個の力に頼る戦術はチームとしての戦略があってこそであり、その戦略を作るのは未だ確固たるスタイルを持たない日本のサッカーでは監督ということになる。

フォーメーションを合わせる気がないなら、森保は今すぐどちらかに専念するべきである。このままでは五輪は結果出ず、今回のU-23でできた中東への苦手意識が尾を引きワールドカップ出られません、なんてことに本当になると思う。

史上最強なんでしょ? シドニーの黄金世代を超えるんでしょ? アジアで足踏みしてる場合じゃないぞ。

 

渓太、絶対に怪我せずに帰ってきてくれよ。

マリノスでレジェンドになってほしいと本気で思ってるよ。

 

 

あと、こういう話あまりわからないけど、サッカー協会からプロ未経験の古河電工三菱重工日立製作所と早稲田、慶応、つくば出身の人を一掃してくんないかな。忖度まみれになってるのは電通ではなくこっちだと思うんだよなぁ。

(以下、参考文献。大変読み応えのある記事でした)

 

一流(はじめりゅう)

一流(はじめりゅう)

 

 森崎兄弟と青山敏弘は偉大なんだなぁと思いを馳せる。

おそらく広島とはなんぞやを若手や移籍してくる選手に伝え続けていたのではないだろうか。

なぜ君たちは一流のサッカー人からビジネスを学ばないの?

なぜ君たちは一流のサッカー人からビジネスを学ばないの?

 

この時は森保いける、と思ってたんだけどなぁ。