prairiestreetの日記

人間到る処青山あり

副作用にまつわる話

コロナワクチンの職域接種が始まった。

遅すぎる感もあるが始まること自体は歓迎。

打つことの良し悪しはともかく、打つ打たないという選択肢があることはいいと思う。

 

自治体での接種も含めて従業員の中でも打つ人が増えてきた。

そこで問題になるのが、やはり副作用である。

腕が腫れるとはよく言われているが、高熱が出る、全身だるい、物に触れるだけで腕がしびれる、などなど。

 

接種した翌日は休みを取ることを会社は推奨しているのだが、人によってはあらかじめ2日休みを申請してる人もいる。もちろん休暇の事前申請の話でもあるので何も悪くない。

ただ、日程を管理する側から見ると接種の翌々日に出勤予定だったが休みたいと連絡をしてくる人も一定の割合でいる。主観的に見て接種にかこつけてサボる奴がいる気もする。

 

そんな中で受けた相談。

50代で、接種の翌日になって熱が下がらず全身だるくて動けないから明日休みたい、と連絡をしてきた人。

 

数日後30代で38度出たから明日休みたい、と連絡あり。

休みの連絡電話を受けた人は同じ人で、50代の人はその連絡を横で聞いていたのだが…

電話受けた人は「またこの連絡かよ、どいつもこいつも接種した後なら休めると思っているんじゃねーのか、どうせ」的な発言をしたらしい。それが自分にも聞こえる声で言われたから「俺へのあてつけか?」と思って不満が消えなかったとのこと。

そして、「実際これまで数年に渡って休みの度に調整をしてきたから彼の気持ちはわかるが、電話の窓口の人がそう思っていることが相手や現場に伝わると簡単にへそを曲げる奴が出てきても仕方ない。こんなことは責任者に言うようなことでもないし、俺も迷惑をかけているから騒ぎ立てるつもりもないけど、(俺)さんだけには伝えておきたかった。」

 

このことは非常に学ばせてもらったと思っている。

ともすれば受け手の人と同じように考えてしまう自分に対して言い聞かせてもらえたようで感謝しかない。上の立場になってもこういうところはを忘れてくれるな、と。

 

自分はどうするかというと…

・いつ休むことになっても「あいつが休むなら仕方ないだろう」と思われるように仕事に向かう。

・特にワクチンなんて明日は我が身でもある。思い知ったか、なんて思われることのないよう普段から言動に気をつける。

 

こんなところかな。