以前ほどではないけど定期的にチェックしている人の動画の中にあった「人生で必ず見るべき映画TOP30」なるものがやっていたのでチェック。
その中で、今一番自分が見るべき映画だと思ったのがこの映画。
天使のくれた時間
主人公の男は学生時代に結婚を約束した彼女と別れ、会社を起こし大成功しウォール街で独身生活を謳歌していた。
ところがクリスマス・イヴに出会った天使の力で寝て起きたら別の世界へ。
あのとき、大切な人と別れていなかったとしたら…
傍らには別れたはずの彼女と2人の子供がいる。
片田舎の中古住宅でタイヤのセールスマンとして働いている生活。
はじめ男はとまどうも徐々に本当に大切なものは何かと考え始め…
結論から言うと、少々期待外れというか思っていたのと違うというか…
よく映画を否定する際に言われる「ご都合主義」ってのは、何も日本映画だけじゃないんだなと思ってしまったよ。キャラとしては好きだけど恋愛映画であの娘は違うだろ。
この映画を見て人生で大切なものが愛や家族だとは全く思わなかった。
むしろ、個人的にはこのまま独身でいるほうがいいとさえ思っちゃったくらい。
原題は「THE FAMILY MAN」これに対し、
「天使のくれた時間」というタイトルを付けた人が天才だとは思った。
あと、ストーリーの導入が完璧。
このテーマならどんな映画か気になる人は多いと思う。
だけど、「この導入から一番王道のオチを考えてください」って問いの模範解答みたいな終わり方をする。カタルシス的なものは一切なし。
あのセクシー人妻とかどうなったの。結局妻が言ってほしいセリフはあの歌のサビでいいの?
いやー、これだったら先に見るのはセッションやグレイテスト・ショーマンやウルフ・オブ・ウォールストリートだったなぁ。