prairiestreetの日記

人間到る処青山あり

FINAL FANTASY ORIGIN をもっと多くの人にプレイしてもらいたい

 

 

プレイ動画はこんな感じ。

みんな大好きモルボル。

 

結論から言うと、FF好きならぜひオススメ、そうでなくてもやってみる価値あり。

 頭ごなしに叩かれるような作品ではない。絶対違う。

 コーエーテクモの無双のシステムが派生作品として他の世界(ガンダム、ワンピース、ドラクエ他)に広がったように仁王のシステムも他のゲームに展開できるか、その1作目としての心意気は感じられる。

任天堂の無双のように、元の世界観を壊さずに新しい体験を目指すという意味ではすごく良くできているとさえ思った。

 

 

話は全て仁王との比較

エルデンリングなど他の死にゲーは一切やったことなし

FF1はやってない(ので、シナリオはノーコメント)

 

良い点

①難易度が選べる上にドロップアイテムの質が大きく落ちることはなさそう

②ステージ途中でも難易度変更可能(ただし落とすのみ)

 仁王と違うのはここ。死んでもアイテムは回収済み、レベルや経験値もそのまま。難易度を簡単にすると正直ぬるいが、それでも話を進めるのに苦労するよりはマシ。やり込みは2周目以降と割り切って、まずは操作に慣れながらストーリーを追うことができる。

 これは、今後全ての仁王系(と呼ばれるかは不明)のゲームに実装してほしいと切に願う。

 

 

③世界観はどう見てもFF。中世風の世界に機械文明がミックスされ浮遊大陸もあり。

④BGMは素晴らしい。探索も苦にならないくらい聴いていて飽きない。

 FFにみんなが求めるものをよくわかってるなぁという感じ。

⑤ボスは概ね良い。やたら回復するティアマット以外に理不尽な相手はいなかった。

 道中の敵のほうが嫌なやつが多い。飛行系が特に。

 

 

良いのか悪いのか人による点

①死ぬと最大MPが減る。特にボスではある程度死にゲーを強いられる( 、1回死んだらセーブポイント付近にボス攻略のヒントが出る)のに、これは痛い。

②難易度簡単の簡単が優しすぎる。普通で全く勝てないボスに難易度を下げて挑むとびっくりするくらいあっさり勝てる。

③最初は覚えることが多く感じる。

 ガード、回避、ソウルシールドを使い分けできるようになれば一気に世界が変わる。

 

悪い点

①死にゲー要素があるのに例えばボスで死んだら戻されるセーブポイントからエレベーターを降ろす→乗る、動かす→ボスの部屋手前へ着くと、テンポが悪い箇所がある。

②世界を救う、滅ぼす段階になる終盤でもコウモリに血を吸われて死ぬ

 もしくは吸血の場面直後に画面外からのよくわからない攻撃で潰される。

③たまに、味方が棒立ちしたままになるため自分が囮になる戦法が取りにくい。

 これらは難易度を下げれば問題にならないし、下げるデメリットも楽しむぶんにはないに等しい。

 

全クリまで約35時間くらい。

何より、FFがまた新しい方向性を一つ出したという意味で体験してほしい。

FF15、FF7Rと違い、オープンワールドよりもステージ制の方が合っているとさえ思った。

15のワールドマップを分割してステージ制にして、仁王のシステムでお蔵入りしたDLC全部込の完全版15的なものをリメイクで出してくれたら楽しめるかも。

 

もう一度言うけど、難易度が選べるしステージ途中でも変更できる、アクション苦手な人でも装備集めてボタンのガチャ押しで押し切れるギリギリの難易度だから大丈夫。

RPGって本来時間をかければ誰でも強くできて全面クリアできるものだからFFの名前を冠するならこれで大正解。