prairiestreetの日記

人間到る処青山あり

鬼滅の刃を見て少し思ったこと

鬼滅の刃、映画が面白かったからアニメも見始めた。

とりあえず3話見たけど。

想像以上にエグい。

 

ってか、これマジで映画R指定じゃなくてPG12で良かったの?

 

アニメも映画も鬼の首や手をぶった切ったりするけど。一家惨殺とかそれなりにエグいシーンも割としっかり見せるし。

ってかさ、アニメ2話で出る最初の鬼、妹の禰豆子がキックで鬼の頭をぶっちぎるわ、そしたら頭は腕生やして炭治郎襲うし、首から下だけの方も動いて禰豆子を追い詰めるし、なんでこれが社会問題にならないのかね。

 

職場の同期に聞いたら「鬼も戦う理由があって、最後には炭治郎とのやりとりで涙を流す、いわゆる心があるんですよ」と。

確かに、映画でも主人公キャラたちは「お前を許さない」的な感じで、(剣には書いてあったけど)殺すとか言わないし、真似しても大丈夫なようにしてるのかな。

 

進撃の巨人のときも同じように思ったけど、もはや少年漫画にこの描写は普通なのね、今の時代。見てたら北斗の拳ドラゴンボールなんかでバラバラになるのを見て育った世代が親だから抵抗はない的なのは見たけどほんとかなぁ。

性描写も、てっきり禰豆子は巻物くわえてると思ったら竹って…口枷じゃん。大丈夫かいな。

 

とまぁ、映画から入った人の考えでした。40過ぎた独身が今の子供の感性を語る資格ないのは百も承知ですよ。

 

紅蓮華

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 推します、この曲!

世の中の流れに乗る

鬼滅の刃の映画を見てきた。

鬼を倒す時は首を切らないといけないことを映画で知るくらいの鬼滅弱者。美香さんはじめ多くの女性が禰豆子のコスプレしてたのと、2月に沖縄に来た友達が当時から面白いと言っていたくらいの認識でも、楽しめた。誰が見てもわかる流れの話。

正直、最後に煉獄がやられるとは思わなかったけどね。

 

聞けば映画の話は全23巻のうちの8巻くらいで。アニメで7巻までやって次は映画、みたいな流れらしい。でも、アニメの終わりが新しい冒険へ的な感じで終わったらしく、導入もそこまで違和感は覚えなかった。

 

もう本当に、世の中どこへ行っても鬼滅の刃でびっくり。一部のファンが騒いでいることをさも全国民が言っているではなく、純粋に大人も子供もみんな鬼滅の刃で持ちきりみたい。スーパー、コンビニ始め本屋も映画館も、街の看板のイラストでさえも使われている鬼滅の刃

 

よほどエンターテイメントに飢えていたのかな。上映回数1日15回とか、信じられないくらいやっているのに、結局沖縄では当日は諦めざるを得なくて翌日のチケットあらかじめ買って見に行ったしね。しかも平日10:40開始なのに、満席で親子連れから大人まで本当にたくさん入っている映画館を見た。7月末にダークナイト4DXを劇場で4人で見ていたのが信じられない。

 

でも、久々に流行りものを追ったけど、流れに乗るのもいいなと思った。

いろいろなことを考えるきっかけにもなったしね。

 

炎

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とても映画に合っている一曲だった。 

 

 

 

 

紅蓮華

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 アニメのオープニング。前によく流れていたけど鬼滅の刃の曲だったのね。

これもアニメに合ってるし、聴きやすい。

♪アルコールは偉大なる 文学者の言葉よりスバラシイ

先日会社の人と二人で、相手の言葉を使えば「接待」飲みをしてきた。 

関係を言い表すには難しいものなんだけど、今の会社では役職付いてるからそう捉えられるのも無理はない。カジュアルな料亭からバーへ。2軒目は女の子のいるお店を提案されたけど、この二人なら静かな方がいいかなと思った。

 

正直、料亭の方では当たり障りのない会話も多く、たぶん向こうも退屈していたところはあると思う。俺は少し退屈だった。

 

でもバーの中で仕事の割当をめぐって話し始めると一気に会話がヒートアップ。

バーが禁煙だったから外の喫煙所へ。

 

議論の焦点はよくある話。日替わり業務のリーダーに関して

(相手)「できないからやらせない」 (俺)「まずはやらせて経験を積ませる」

相手は、この立場に当たれば楽しく立派にやってくれるからこそ軽んじてほしくないのであろう気持ちはわかる。

しかし、長い目で見た場合できる人間を育てるのはマネジメントとしては当然。ましてやこんな時代、コロナ陽性でいきなり出勤停止を命じられかねない状況なのだから、やる気はともかく多少能力が不足していようがまずは一度やらないことには話にならない。

 

ここで、相手がキレちゃった。

「んじゃお前がいるときにやれや。それか俺とか、○さんとかに聞けや。知らんやろ現場を。俺は絶対反対。変更しろ。」

正直、がっかりした。確かに正論ではある。相手もキレるためにキレたのではないことくらいわかった。ここは言わせておく。

またこの話、実は別の中堅からの提案である。「そろそろいいのではないかと思う、僕の日に入れてください」という旨の報告を受けてのもの。

 

後日、職場で会ったとき、明らかに気まずそうにしているのがわかったから、こっちから話しかけることに。相手の意向をくんだ上で事前準備をさせ、予定通り新人にもやらせることにした。

白黒つけたいのではない。妥協したのでもない。より良くしたい。そのためにはこういうことも必要。ましてやこっちは相手に開示できない情報も抱えている。あの場で「いや、あの人が言っていたから大丈夫」などとは絶対に言えない。聞くしかない。

 

少し前までは逆の立場にいた。いや、今でもたまに上に物申すときもある。

だけど、言われる側は少なくともそれ以上の事か、先のことを考えている。もう少し広い視野で。

 

もう少し、この仕事をここで続けていこうと思うには十分な夜だった。

 

Brand New Love

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 初期サウンドを思い出すようで、ZARDがカバーした中で一番好きかも。

最高の節約はいらないものを買わないこと


【絶対やるな】実は損する節約術 TOP5

 

おもしろかった。

基本この人の動画はまとめのTOP5を最初に見て気になったところを再生してるんだけど、1位の「ポイントを貯める」は本当に心の底から共感できた。

 

去年、iPhoneを機種変するかと、家から車で30分かかるビックカメラ行って、なくてさらに30分先のビックカメラ行って。やっぱりなくて、それじゃ他のにするか、と散々店内で考えた挙げ句ポイント使ってどれくらい変わるかな、と思って店員にポイント聞いたら「180ポイントですね」って薄ら笑いで言われた(多分被害妄想)。

大宮でPS4のソフト買おうかと思っていたから、間違いなく10000以上あった。それが失効していたのを知ってがっかりして、何も得るものがなくて帰宅。

ダメ元で家から徒歩5分のauショップみどり町店を覗いたら、在庫あり。即機種変。

この日の3、4時間は何だったの状態。

 

もうビックカメラ使わない、と思った瞬間だったよ。考えてみればビューカードビックカメラが付いてるってだけで使ってたし(ビューはオートチャージあるからいいとして)正にサンクコストバイアス。

ほんとに、この時は囲い込みされていたことを痛感した。通勤途中ならまだしもなんでわざわざ行っていたのか、今となっては自分がおかしいとしか思えない。

昔ポイントカードは絞り込んだはずなのに、クレカについていたか…ビューもしょっちゅう嫌な思いさせられてきたからこれを機に解約しちゃおうかな。

 

 

それともう一つ。

ビジネス的な動画を見て回っていたときに見つけて、今も定期的に見ているのが、この「マコなり社長」の動画。

信者っぽく聞こえるだろうけど、この人の動画にハズレはない。

 

ネット黎明期から活動している(世代の)人たちって、自分の失敗をあまり出さないイメージ。超優秀の裏返しのイメージを崩さないなんだろうか。基本的に見ている側からしたら上から目線を感じずにはいられないし。

マコなり社長は30歳かな、今。この人を見て、ある種の世代交代を感じた。最近出てきた人たちってのは失敗したこともかっこ悪いこともちょくちょく話題にするし、他人を見下すような真似は(少なくとも動画では)しない。

 

ホリエモンは今でも好きだけど、マコなり社長見てると少し時代がかわるかも、っていうのを感じる。いわゆるユーチューバーをよく見る人からしたら当たり前のことかもしれないけど。

ブルーピリオド

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ついに、ついに揃えてしまった…

 

リアルタイムでマンガを買ったのは…

テラフォーマーズの第一段完結の頃だから4年半ぶりくらいかな。

その前は…クロマティ高校くらいになるのか。

 

このマンガ、マジですごい。

現役の高校生や大学生もだけど、40過ぎた大人が読んでも、本当に本当に考えさせられる内容。

主人公の矢口八虎、本当にいいキャラしている。

 

 

 

 

マジで、つまらん実写化だけはしてくれるなよ。

 

 

 

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8巻は、もちろん初回限定版?

今まで買わなくてすみません、というのも込みで。

-人生初- 寝坊で遅刻

先日、社会人になってから初、もしかしたら人生初かもしれない、寝坊が理由での遅刻をした。

 

よほどキャラと合ってなかったのか、むしろ先日の頭痛の再発かと思われ「疲れているんだよ」「若い証拠だよ。歳を取ると勝手に早く起きる」など温かく迎えられた。

 

理由はなんとなくわかっている。他人からしたら大したことはないことだろうけど。

からしたら、こういう細かいところにものすごいこだわる。例えて言うなら、仕事をする上での原動力の一つでさえある。

 

30代の最後に自分の無意識の一部を垣間見た気がした。

ホドロフスキーのサイコマジック

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沖縄の桜坂劇場で唯一公開された、しかも誕生日に見ることができて本当に嬉しい。

台風が来てるけど、劇場に入ってから土砂降りになったから、早めに来てよかったと思えた。

 

まず、このパンフレットを劇場に併設されたカフェで読むのに2時間かかった。2時間をかけたのでなく、かかった。

過去作や自分の過去を思い起こしながら読むと、とにかく時間がかかる。あとパンフレットを最後まで読んだのは初めてかも…

 

 

さて、肝心の内容は…

 

精神分析は言葉を使って心の傷を癒やすことだ。

精神分析医は患者が症状の原因を発見しさえすれば患者はそれを排除できると考えている。例えば自分がエディプス・コンプレックスだった場合、それを認識させ言語化することはできる。しかし他に得るものはない。変わらず母親を愛し続けるだろう。

ホドロフスキーは話すだけでなく、行動を起こすことで無意識に訴えかけ、症状の原因とわかった記憶の変化を引き出す。サイコマジックとは行動、それも芸術的な行動をもって心の傷を癒やすこと。

 

サイコマジックには30年近く取り組んでおり(最初のケースは30年前の映像を使用)、全11のケースを。近年の映画でも用いられた場面を時折挟んで進めていく。

 

 

よくこんな話を映画にしたなぁ、という感じ。

 理解できなくていい、感じろ。今回もそう言われている気がした。

 

リアリティのダンス、エンドレス・ポエトリーでは自分に対してサイコマジックを実践していた。おそらく自伝三部作の完結作、エッセンシャル・ジャーニーでも行われているだろう。

 

それを見届けるまでは、生きよう。そう改めて思えるものであったことは間違いない。

それまでは、過去作を何度も見て、思い返しながら。

 

そうそう、台風の雨音が叩きつける音が上映中ずっと聞こえてたのさえもいい演出になったよ。