prairiestreetの日記

人間到る処青山あり

もう今年は無理だ。

大分トリニータ横浜F・マリノス

1-0で、大分の勝ち。

 

今年のマリノスは各チームに対策をされたのもあるが、マルコスジュニオールをまず抑えて、最終ラインの間を通す縦パスを狙い、ディフェンスのパス回しのところでミスが出るのを執拗に狙い続ける。

今節も喜田の危ないところがあり、前節までも畠中や松原など足元のうまい選手のミスから失点している。

あと全体的に、システムに縛られている。去年はシステムの上に個人の創造性があったのに、今年はシステムありきで創造性はマルコス以外見えてこないぞ。

 

なにより、大分トリニータマリノスのやりたいことをやっていて、マリノスは力でねじ伏せられたような気持ちになった。

今年の頭に、マリノスがリーグ連覇と書いた自分を申し訳なく思う。甘かった。2年前の、手探りをしている状態を見ている気持ちになる。パクイルギュが怪我から戻れば元通り…と思っていたが甘かった。チアゴも今年は全然ダメ。去年とは別人。

 

おそらく、ACLを見据えて選手層を厚くし、リーグ戦と交互に同じサッカーを続けていくことで徐々に新加入選手を溶け込ませていくであろうはずだったのが、新型コロナの影響で日程変更になり思ったように融合できない状態が続いている。

他のチームはルヴァンと交互に試合をして仕上げつつあるのに、置いていかれている感は否めない。

 

今日初めて見たけど、前田大然とジュニオールサントスを今取ったのは謎。選手云々ではなく、センターフォワードにエジガルとオナイウがいてなぜさらに?という感じ。遠藤渓太が出ていくのを見越して水沼宏太を取ったんじゃないの?

あと一番致命的なのが、今年はどんなサッカーをするのか、ここにきてもいまいち見えてこない。去年の上積みなのか、どこかを変えていくのか。ベルギーから1年で戻ってきた天野純の加入が結果的に迷走を深めていないか?

 

スペインリーグのエスパニョールは、今期ヨーロッパリーグに出たが、ベスト32で終わり結局国内では最下位で降格する憂き目に。これに近いことが起こる気がする。今年Jに降格はないけど。

 

マリノス、今年はどうする??

来年のACLはすでに危ないぞ。