話としては、最初は家族のために動いていたのに、いつの間にか自分を認めさせようと動き出すことになり、全てを失う。
しかし、金も劇場も失った主人公に残った仲間という存在が彼を救う。
金持ち生まれと黒人女性の恋、マイノリティに容赦なく向けられる奇異の視線や言動。
脇を固めるメンバーの話もちゃんと大きな話の中でつながっている。
話もとてもいいものだった。しかし…
主人公の魅力はなんと言ってもその自信。自信家。
その自信が、夢を実現させる。チャンスを掴む。
男とはどうあるべきか。それを教えてくれたような映画だった。
爽やかに感動できた。
これにあやかるような、そんないい1年になるといいな。