prairiestreetの日記

人間到る処青山あり

-人生初- フルマラソン参加

那覇ラソンに参加!
無事完走できた!

 

我ながら立てた戦略が良かったと思った。

1.事前にコースを走り(車ではなく、実際にランニング)、坂の様子を見る

2.紫外線を浴びない

3.水分補給はギリギリまでしない(最初の補給は具志頭過ぎ)

 

沖縄県って本島は意外に坂が多く今回のコースではその中で、

マックスバリュ八重瀬店手前
・仲座バス停〜仲座交差点

この2つの坂は後半での体力温存のために、調子良くても歩こうと決めていた。
結果的に前者は調子良く走り過ぎたけど、仲座を捨てたのは個人的に完璧だった。

紫外線対策も大正解。帽子と腕と足はもちろん、呼吸がキツくてもフェイスマスクでクビの後ろと顔面も覆って走る。今までのマラソンでは必ず途中で股関節やふくらはぎなど足のどこかに影響があったのがなくなった。あと昨日買ったOAKLEYがめちゃくちゃ快適だった。最後雨が降ったが肌を出していないから寒さは気にならなかった。

水分は日頃20kmを飲まずに練習やってるからそれと同じ感覚なのと、一度取ったら定期的に補給しなきゃいけなくなるのが嫌だとわかってた。

 

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なんとスタート直後にテレビに映り込んでいた。これで鼻と口を覆ってサングラスかける感じ。

 

 

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初のフルマラソンで実質5時間を切れたのは嬉しかった。
また、ラスト3km、赤嶺駅曲がったくらいからランニングハイを味わえたのも良かった。イオンタウン那覇の前の坂道は全く苦にならなかった。

ラップタイム見ても、捨てた仲座(20km付近)含め落ち続けたタイムが最後で伸びてるし、その実感はあった。

(なおスタートの時間は開始地点〜スタート地点への移動にかかった時間で、テレビに映ったのもその時)

 

それよりも何よりも那覇ラソンがすごいのは、42km以上に渡って沿道の応援、ボランティアが文字通り途切れることなく最後まで続いていたこと。これは本当にランナー冥利に尽きる。本当に歩けないプレッシ背中を押してくれる声援のおかげで、本来のパフォーマンス以上のものを出せたのは間違いない。今までのマラソンで一番良かったと断言できる。前日のゼビオの店員さん含め、会場や沿道の学生ボランティア、応援してくださるみなさん、本当に雰囲気が良かった。けっこうな起伏がある南風原〜八重瀬エリアを仲座までノンストップで行けたのはこの雰囲気のおかげ。那覇ラソンは本当にいいものだった。

欲を言えば、特に中間地点過ぎて歩く人が増えてくるタイミングで「歩く方は歩道側に寄って」的なアナウンスをしてほしいなと思った。ひめゆりの塔付近や糸満の市街地入ってすぐとか片側で車両通行がある箇所は、歩く人が広がってて何回か邪魔だと感じた。

 

ランニング仲間で参加して6人中完走は2人という残念な結果だったけど、来年は全員で完走するぞと言って別れた。来年も楽しみにしてる。
さて次は同じくフルマラソン、年明け2月におきなわマラソンだ。今度は地理的にもホームだし、まずは完走目指して走ろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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(ここからは個人的な話なので読まなくていいです)

今年は本当に今までで最低の1年だった。GLAYライブやバスケW杯とかはあったけど、2月の頭に体調を崩して以降、とうとう年内は日常において本当に体が思うように行かないまま終わった。新しいことをやっても身につかないし、当然楽しくもない。生活は乱れたまま日々を過ごすことに。

本来なら初挑戦のフルマラソンも祭りを楽しむつもりだったけど…11月に完走はしたけど最後ずっと歩いてたハーフの尚巴志ラソン終わったときに今からもう1周するなんて絶対無理と思ったからマジでやることにした。1日に15kmと20kmのランニングをコースを変え交互に続け、終わったらこれでもかとドカ食いし体のケアをしつつ好きなゲームやって寝る。

映画のガチボーイも思い出した。主人公は寝て起きると前日の記憶をなくしてしまう自分の存在価値に疑問を抱き続ける。しかし、その日何をやったかなんて頭では覚えていなくても、プロレスを続ければ体つきはかわり傷が残り、そこで生きていることを実感できる…

 

たくさん食べることは成長することだから大人のそれは早死にすること、とか、スポーツ選手の寿命が短いのは心臓の負荷がかかる回数が多いからとか、そんなマイナス思考で始めた。

実際はどうだ。スパゲティや二郎系のラーメンはじめ何をどれだけ食べても20kmも走れば消費カロリーのほうが多いせいか体重は落ちて体が軽くなり、ついでに便秘もなくなった。また、よく眠れるようになった。大谷選手が1日8-9時間寝るとか言うけど、それだけ鍛えればそりゃ疲れて寝るわって少しわかった気がした。

今日走っていて完走が見えた時、泣きそうになってた自分がいた。本当に今年辛かったし、今も辛いまま。そんな中、久々に自分でやると決めた少し無茶な目標に手が届くところまで来ると感情が抑えられなかった。イオンタウン那覇付近ではもう泣いてた。最後会場に戻ってからはボランティアの高校生たちとハイタッチして感謝を伝えてたから笑ってたけど、ゴールした直後は無意識で全力のガッツポーズ取ってた。

別に明日から一気に状況が好転するとは思ってないけど、何かヒントがある気がしてるから、しばらくこの生活を続けていこうと思ってる。

 

泣きそうになった時に頭を巡った曲①

 

泣きそうになった時に頭を巡った曲②